一日一座・・・入道山(古殿町)

古殿町の道の駅「おふくろの駅」から僅かな時間だが、そこは矢野山に隠れた小さな集落。杉木立に囲まれた神社の狛犬は苔をまとい、歴史を感じる。
入道山が姿を現すのは、集落への坂道を登り切った先。鮫川石を積み上げた庭先が登山道の入口。周辺の畑はイノシシの侵入を防ぐ電気柵がめぐらされている。見慣れた風景だが、出くわさないことを願うばかり。
怪しげな作業道が終わると、斜面は冬枯れしない山野草が一面を覆い、足の踏み場に困る。
山頂には、明治二十一年と刻まれ、二人の女性らしい姿が彫られた記念碑があり、その時代以前から人々に親しまれたと思われる入道山。好い山です。